2017.01.30
雪国の悲哀 その2
寒い がようやく峠を越したようだ
が小道の雪が解けない、もはや雪というより圧雪された強固な氷の塊のまま
国道など大きい道路は除雪が完璧だが一本中へ入ってしまうとまだまだ。
ということで冬季間とくに雪がある時の革靴は困ってしまう。
スケートリンクのような道を革底では歩けない、無理して歩いたとしても
靴そのものが痛んでしまう。
ということで
このところずーーーーっと同じ靴を履かざるとえなくなっている。
エドワードグリーンの外羽根プレーントウ ラスト606
長野の洋服屋で買った20年選手である。
すでに革底の張り替えを6回以上、リウエルトも一回行いそろそろ寿命を迎える
ので最後ダイナイトソール(ゴム底)にして、雨雪専用とした。
当時30歳そこそこで何かと物欲が強くて買ってしまった初めての高級靴なのだが
こうして20年近くを共にすると愛着がわいてくる。
上質な革は磨けば磨くほどツヤを増すし、土踏まずを押し上げられているような
はき心地も心地よい。
今となっては雨、雪用になってしまったが捨てるのは惜しい。
もう一、二度底を張り替えて現役引退までともに過ごしたいものだ。