2017.01.23
母校愛
母校を卒業して60年。
30歳をすぎて一念発起して起業、長野を離れて46年間社長を務められた。
そして引退をすることとなり故郷に、懐かしい母校のためになにか恩返しを、
との思いをいただき、野球部の室内練習場「温故堂」が人工芝になった。
私の在学当時は木造のボロ家で人間の数よりハトのほうが多く住んでいるのではないか
というほどハトのフンだらけの「温故堂」が、私の前後2度の選抜甲子園出場を契機に
鉄骨造に立て直された。
そして、今回の人工芝化である。
竣工式においてその先輩は、便箋にびっしりと3枚にわたる思いを述べられた。
そこには、選手たちに期待すること、自分の学校を卒業されてからの半生などが
綴られていた。
そして最後は「私の目の黒いうちに甲子園に連れて行って欲しい」であった。
野球部の先輩でもない、一卒業生からもこのように期待され、熱い思いをもって
いる方もいるのだなあと熱いものがこみ上げてきた。
文武両道
いつまでも期待される野球部であってほしい。