2017.08.24
金属バット
第99回夏の甲子園大会が終わった。
わが息子もこの大会を目指してきたわけだが、テレビの中で行われている試合は
なんだか別の世界で行われているようなハイレベルの戦いだった。
大会新記録となる68本塁打。個人新記録となる6本塁打、、、
まさに別次元である。
いろんな人が書き立てているので今更だが、高校野球が変わってきたのだと思う。
私に言わせれば、それはプロ化だろう。
甲子園で優勝を狙うチームは、中学生のスカウティングを積極的に行い、集めた
選手を徹底的に鍛え上げる。
食事などによる体格の向上、練習時間を確保した上での徹底した技術の向上など、
できることはすべてやり尽くしている感がある。
ここまで究極に鍛え上げられたチームのバッターに対して、ピッチャーは
「打てる球」を投げなければいけない。(ストライク=打者が打てる範囲の球)
ので、ホームランを含めて打球は殺人的に鋭くなっている。
我々の頃(娘いわく古代野球)は、バットを短く持って流し打ちやセンター返し
を狙うことが常道だったが、そんな作戦はまさに古代のことなのかもしれない。
と、いうことで今年の甲子園をみていて、高校野球もそろそろ木製バットを使用
して、本来の野球の姿にしてはどうかと思った次第である。
ただし、
木製バットの使用は私立高校のみ。公立高校は金属バット使用可能で。
(などというルールは絶対にあり得ないが、そのくらいしないとあまりにも差が
ありすぎるとも思う今日この頃)