2018.05.1
ZEROへの道程 ーJCその3ー
1996年日本青年会議所全国会員大会 長野大会
私の30歳の区切りの年でもあった。
そして40歳定年をもってJCを卒業した。
JCは是か非か
その答えは両方だと思う。
JC在籍14年半、多くの時間とお金をつぎ込んできた。
が、直接取引きににつながって売り上げが上がったわけではない。(もちろん
ゼロではないが)
やっていることといえば、会社の事業とは関係のない、まちづくりや人づくり
の事業。
しかも大量の宴会。
(宴会の場面だけは外部との接触があるので、なにを騒いでいるんだ、となる
のだろう)
でも、多くの時間をつぎ込んだ分、大酒を飲んだ分人との関わり合いが濃く
深く、人間のいいところも悪いところもいっぱい見ることができた。
(すこし斜めに構えていたぶん、その辺りをよく観察することができたのかもし
れない。)
また、事を成すときに肝心なこと、目的であったり目標であったり具体的な行動
であったりの積み重ねがいかに大切であるかを学んだ。
なので、時間とお金はいっぱい使って損をしたかもしれないが、その損を一生に
わたって取り返すことができると思っている。
今はいないとある役員に「うつつをぬかしている」といわれながらもJCをやり抜
いたことは私の人生の大きな宝となった。
しかし、そのJCで活動中、40歳を迎えるまえに人生最大の転機が訪れた。
エピソード4 就職 了