2018.05.14
日光浴
普段、物事にとんと無頓着な技術GROUPの宮沢課長が口幅ったそうに問いかけて
くるので何かと思えば
社長、車の上にカバン忘れてますよ
とのこと。
どうも来客のお客様にも言われたらしいので一応説明をしておくことにする。
カバンが日光浴しているのである。
なにもカバンがそうしたいと言ったわけではなく(当たり前)そうすることに
よって本来の革の良さを引き出そうとしているのだ。
これはよくヌメ革(染色やオイルなど手を加えていない素肌の革)に用いられる手で
日光浴することによって革の内側の油分が表面に浮き出てきて、結果色合いが濃く
なってくる。
そして時間の経過とともにアメ色になってくるので、その変化がなんともたまらない、
ということになる。
今回、ほぼ衝動買いしてしまったカバンもヌメ革ではないがほぼ素肌状態だったので、
まずは日光浴をして革の下地を作ろうとしたわけだ。
写真では分かりずらいが、まだウブな色をしているが使用しているうちに色が濃く
艶が出てくるのを期待している。
(ちなみに肩のあたりの洗濯バサミは綺麗なシワをつけるためのものである)
あと2日くらいは日光浴をするかな。
それ以降は勇気をもって教えてください。
忘れることも多いので。