2018.10.31
BONSAI便り1810
BONSAI通信改メBONSAI便り
紅葉の葉っぱも色づいてきたが、何と言っても実りの秋である。
ということで、須坂の盆栽園へ行き、実のなるものを探していたら
西洋かまつか
どっしりとした幹の盆栽ではなく、ひょろっとした、ただの小枝のように見えるが
これも盆栽である。
種から育てて17年。
これでいいのか、というくらいのわずかな土を頼りに紆余曲折をへて、ゆっくりと
成長してきたおかげで、絶妙な曲がり具合の枝になっている。
大きな鉢に入れて肥料をあげれば成長は早いのだが、逆に元気よく育ってしまうと
面白みのない枝ぶりになってしまうのだ。
逆境に耐えて育つ
人間もそうありたいものだ。
それにしてもいい枝ぶりだなあ。みていて飽きない。
10年くらいたったらどうなっているのだろう。
BONSAI便りで紹介できるかな?