2019.01.7
一燈
提一燈行暗夜。勿憂暗夜、只頼一燈。
仕事始めの挨拶として、珍しく(初めて?)難しい言葉を引用した。
というのも、年末年始の課題図書「西郷南州遺訓」をなんとか読み終えたので
折角なので。(新し物好き)
中国語を読み下しているような難しい文章のなか、いくつか、「なるほどな」
と自分への戒めとして持っていたい言葉を見つけることができて、その中で
社員全員で持っていたい言葉として冒頭の「一燈」を選んだ。
平成から光永へ
時代は間違いなく大きく変わる。(すでに変わりつつある)
しかし右へ行くのか左へ行くのか、上か、下か、全くわからない。
まるで闇の中のジェットコースターだ。
だから
提一燈行暗夜。勿憂暗夜、只頼一燈。
一燈を提げて、暗夜を行く。暗夜を憂うる勿れ、只だ一燈を頼め。
いっとうをひっさげて、あんやをいく。あんやをうれうるなかれ、ただいっとうをたのめ。
行く先の闇夜を怖がってもしょうがない。それより手に燈(ともしび)を
掲げて、それを信じて進めば大丈夫だ。
一燈が大切になってくる。
どんな燈を掲げるか、それが私の使命である。