こんにちは事務課の越です。
長野の冬は寒さが一層増しいつ雪が降ってもおかしくない状態です。まだスタッドレスタイヤに履き替えていない私にとっては｢今日は大丈夫かな?来週までまだいいかな?｣と、天気予報とにらめっこです。早く替えればいいのにと自分でも思いますが、重たいタイヤを出して積み込んで、また車から降ろして片付ける事を思うと後回し後回しになってしまいます。でも、今週の土曜日あたりはさすがに…と思っております。

少し前になりますが10月に箱根大社に行ってきました。

前は毎年秋に行っていたのですが、ここ数年御無沙汰をしていましたので久しぶりに参拝をさせていただきました。長野から車で休憩を入れながら約5時間で到着。カーナビのおかげで迷子にもならずにすみ、天気も良くテンションが上がります。朝も早いのでまだ参拝者は多くはなく、芦ノ湖が見える静かな参道をゆっくりと歩きながら久しぶりの風景に感動し深く深呼吸しながらその神気を充分に身体にゆき渡らせ、お手水をして長い階段を一段一段無事にここまで来させていただいた事に感謝し息を切らせながら上ります。

上りきると山々を背景に赤い社殿が現れます。息を整えて一礼して門をくぐり、まず御神前の前で感動し、お賽銭を入れ、二礼二拍手してその感動を神様に伝える所から始まります。来れなかった分の色々な事を報告しながらこうして幸せに暮らしていることへの感謝・お守り頂いている事の感謝・東日本大震災で被災された人々が一日も早く元の暮らしに戻れるようにと切にお願いし、来年もまたこうして来させて頂けますようにとお願いをしました。

以前、神主さんから感謝8割・お願い2割だと聞いたのでその様に心掛けていますが、やはりお願いは2割という訳には…。

数年前より神殿の隣に九頭龍神社の分魂が祀られた分社が新しく建てられており、ちょっと行きずらい所にある九頭龍神社まで行かなくてもここで御祈願出来るようになっています。私は久しぶりなので足を延ばして九頭龍神社にも行かせていただきました。今は立派になってパワースポットと言われているようですが、私が最初行かせていただいたときはボロボロの状態でした。聞いた話では昔やんちゃで暴れん坊で問題ばかり起こしていた龍神さんが神様より喝を入れられ、反省し箱根大神様の眷族として人々の為に一生懸命お働きになり、ご褒美として色々な働きの出来る9つの頭を神様より頂いたのだそうです。そうして日々日本の為にお働き下さっているそうです。まるで古事記に出てくる神話ですね。そういった事を知っていると一層身近に感じます。

11月には長野県の一之宮である諏訪大社にも行って来ました。長野県で生まれた人の生まれた時から死ぬまでを司って下さる神様です。丁度七五三詣でと重なってとても混雑していました。正式参拝をさせていただき、白いきれいなお守りを頂きました。諏訪の神様はとても身近に感じている神様です。

神様話ばかりになってしまいましたが、神頼みばかりしている訳ではありませんよ。これも以前聞いた話ですが、神様はやたらと人間の願いを聞いてはいけないそうです。それなりの法則? が有って努力しない人の願いを聞き届ける事は出来ないそうです。努力して努力して あーもう駄目だー　という所まで行かないと決して手を差し伸べては下さらないそうです。なるほどなるほどですね。

今年もあと少しです。反省すべきは反省し、来年は何をすべきかを考えていかなければならない季節でもあります。

皆さんも風邪などひかないように良い年末をお迎え下さい。