回収サービスグループの課長は、見た目とはほど遠い狩猟を趣味としています。

（趣味と、害獣駆除と兼ね合わせてるかな・・・）

冬の週末は、結構な頻度で山へ入ります。

昨日も、鬼女紅葉伝説のある山間で狩猟をし、

熊さんを射止めたと写真付きで話をしてくれました。

さて、まず、ここで、「鬼女紅葉伝説」？。どこ？

課長は、口下手なので、出てくる単語は自分で調べないといけないわけで・・・

調べました。

平安時代、ゆえあって京の都から流刑にあった紅葉という女性が、

都の文化を伝える一方で、人々の心を乱し、他村を荒らしたといわれ、

いつしか鬼女と呼ばれるようになりました。

やがて朝廷の命で平維茂（たいらのこれもち）が紅葉を討伐したので、

以来、この地は鬼の無い里「鬼無里（きなさ）」と呼ばれるようになりましたという、

鬼無里と戸隠の間位のところです。

で、本題です。

課長曰く「巻き狩りという猟の方法があるので、この方法で捕ったんだよ。」

巻狩り？・・・・はい、調べました。

「巻狩り」とは、狩場を四方から囲み、その中に獣を追い込んで捕らえる

狩りの方法だそうです。

こんな感じ(^^)

課長は、勢子役、待ち構えていた立間（たつま）という役の猟師が仕留め、

総勢８名で猟をしたそうです。

最近は、鹿はまだ？という会話を幾度かしていたので、

鹿はまだだけど、昨日はこれが捕れたと見せてくれたのですが・・

熊さんの足が可愛いけど、とても切ないです・・・

雪が降ると、エサがなくなるので熊さんや鹿さんが里へ下りてくるそうで、

残念ですが、人を襲ったり、民家を荒らしたりしないために処理するそうです。

最近は、山間だけでなく、街へも、熊さん、イノシシさんが出没します。

おなかをすかせていると狂暴ですので気を付けましょう。

事務GROUP　はら