2016.08.4
産廃夏休み親子体験教室
こんにちは。
営業グループの金子です。
最近は暑い日が続いており私は完全に夏バテで溶けきっており、
濃い顔がもっと濃くなるんじゃないかと心配しております。
さて、先日の7月30日(土)に「産廃夏休み親子体験教室」(以下親子体験教室)が
行われました。
この親子体験教室は、毎年長野市の小学生と保護者を対象に行われており、
モノが作られる時に出るゴミ(産廃)がどうやって処理されているのか、
実際に実験や見学を行い学ぶ教室です。
企業も3社参加しており、
と製造から埋め立てまで一連の流れを見ることができます。
まずは長野市清掃センターで説明を受け、早速実験スタートです。
最初は信光工業様が進行のもと、メッキの実験を行いました。
液体に金属をつけて、電気を流すことで色が変わるなんて不思議ですね。
次はメッキによって出た廃棄物の処理の実験を行いました。
まず廃棄物の水色のメッキ液に薬品Aを入れていきます。
そうすると少しずつ色が濃くなり、全部入れた所で魔法の薬を入れると・・・。
綺麗に水と水色の泥の様なものに分かれました!
水に溶けていた銅が、薬品Aと魔法の薬によって固形物になって出てきたのですね。
子供達もこれにはとても驚いていました。
この様にして無害な水と汚泥に分けるのが私たちの行う中間処理になります。
他にも身の周りの酸性アルカリ性を調べる実験や、
振ると色が変わる水など子供達はもちろん、保護者の方にも楽しんでもらえた様です。
実験の後は工場見学です。
信光工業(株)様のメッキ工場を見学された後、その廃液が持ち込まれる弊社工場に来ていただきました。
工場には、まるでかき氷のシロップの様なカラフルな廃液があります。
それを処理していく様子もみていただきました。
綺麗ですけど、飲んじゃダメですよ!
他にも水や石を吸引する様子や、実際の汚泥を見てもらい弊社での工場見学は終了です。
この後は発生した汚泥を運ぶ飯山陸送(株)様の最終処分場を見学し、
親子体験教室は終了です。
暑い中の移動や工場見学は大変だったと思いますが、楽しい思い出にはなったでしょうか。
自由研究のお手伝いにもなれていたら幸いです。
夏休みはまだまだこれから。
勉強した分、いっぱい遊んで夏休み楽しんでくださいね。