2025.08.18
やたら
長野の北信地方では夏野菜を刻んで
味噌漬けを味付けに「やたら」というご飯のお供を作ります
(味噌漬けを入れないところもあるようですが・・・)
夏の定番で、このお盆に実家へ帰省してる間中、毎朝作りました
味噌漬けは、昨年他界した母の遺品の漬物樽に
きゅうりの味噌漬けが残っているので、それを使いました
本当は、大根の味噌漬けの方が、塩気も多いのでベターですが・・・
きゅうりはちょっと塩気が足りず、だし醤油を足します(めんつゆでもOK)
なす、きゅうり、オクラ、大葉、ミョウガ、ぼたん胡椒、味噌漬け
同じ大きさに、細かく刻んで混ぜるだけなのでとても簡単です
ただ、細かすぎても歯ごたえがなく
大きすぎると食べづらく、ちょうどいい大きさが、その家その家であるようです
夏の食欲のない朝は、通常のおかず以外に、これがあるとご飯が進みます
朝ごはんをちょっとしか食べない甥っ子も、朝からがっつり食べてくれました
オクラ嫌いには、オクラを抜いたもの
小さい子供たちには、ピリ辛のぼたん胡椒を抜いたもの
長いもが残っているときには、長いも入り
余ったらお昼に冷ややっこ上に乗せて薬味代わりにしてみたり
そうめんの薬味にしてみたり、
たくさん作っておくといろいろと活用できるので便利でした
おやきの具にしてもよいらしいですが、
おやきが上手に作れないので、これは却下となりました
中ボールにいっぱい作って、一日持たせようと作戦を立てても
あっという間に終わってしまい、結局毎朝刻んでいました(^^:)
はるか昔、東京のいとこが夏休みで遊びに来ていた時に
朝、食卓に出された「やたら」を見て、
「なにこのトリノエサ」と言っていたのを
懐かしく思い出しながら、
私も今になって「やたら」のおいしさを感じています(^^)
暑すぎて食欲も落ちますが、しっかり食べて残りの夏を乗り切りましょう
事務GROUP はら