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2012.07.17

外貨投資のススメ

営業課の尾崎です。1年ぶりの書き込みになります。

今回は外貨投資の意外な?活用法についてのご紹介です。興味無い方はスルーでお願いします。

外貨投資と聞いてどのようなイメージを持たれますか?馴染みが無い、興味無い方が大半で、詳しい方はリーマンだの、ギリシャだののショックが起こっている国の通貨より日本円の方がよっぽど安全と考える方もいるでしょう。下図の通り日本円は上がり続けています。

ドルー円10年チャート

z.gif

 
それではなぜ外貨投資?というと、「外貨投資は儲かるからやった方がいいですよ」ということではありません。投資=利益を求める行為と思われがちですが‥‥

そうではなく、これから起こるかも知れない経済事件に対してこういう備え方がありますよ、といういわば「守りの投資」としての薦めです。

ではどんな事件に対して守るの?という事ですが‥‥不安を煽るつもりは全くなのですが、近い将来起こるかもしれない、日本国債の信用不安から来る「日本国債ショック」に対してです。これが起こった場合の予想される状況は‥‥

・円の暴落(1ドル200円位?)

・銀行預金の引き出し停止、一定期間後に数割カット

・輸入品、燃料等の高騰

さらに詳しく知りたい方は「IMFネバダレポート」で検索してみて下さい。考えたくも無い世界ですが、最悪の事態を想定しておくのも投資家にとっては必要な事ですので‥‥

もちろん実際に起こる確率は低いですし起こってもらっても困るのですが、自然災害に対して防災グッズを常備しておくように、「備えあれば憂いなし」の感覚で気に留めてもらえればと思います。対策と効果を下にまとめておきますので参考までに。

・外貨投資に回す金額は預貯金全体の10%程度が目安

 *多すぎると円高がさらに進んだ場合、損が出る。

・出来れば海外金融機関(モルガン・チェース、バンカメ等)に口座開設、送金

 *国内銀行口座の凍結、カット対策

・通貨は米ドル推奨、高金利の豪ドル・ニュージーランドは△、ユーロは不可

 *円の暴落対策。損失のすべてを穴埋め出来る訳ではありませんが‥‥

もちろん上記対策を取っていても100%大丈夫という訳ではありませんが、特に住宅ローンを抱えている方、公務員の方、生活費の主体が年金・退職金の方に被害が大きい予感です。是非ご検討下さい。

ちなみに私の親も退職金の大半を国債で運用していたので説得して上記対策を取って頂きました。

本当はこのような対策、杞憂に終わって欲しいと心から思います。

本日はこのへんで。

機会があれば次は利益を追求する「攻めの投資」について書いてみようと思います。