2020.10.15
災害から一年
台風被害から一年。
テレビ各局で一年の特集をしていますが、
昨年の映像を振り返り、被害にあわれた方々に思いを寄せると
やはり胸が苦しくなります。
この一年のご苦労はいかほどだったかと・・・。
先日、協会で請け負っている災害廃棄物の仮置場で、社長が支部長として
インタビューに答えました。
発生当時、協会として仮置場の受入に入りましが、無我夢中の1ケ月半。
専門の会社に引き継ぐまで大変だったことを思い出しました。
その後は、災害ごみを他県へ搬出してもらい今の長野があります。
1年経って思うのは、発生した廃棄物を自県で処理できないもどかしさでしょうか。
災害直後から全国から集まってくださったボランティアの方々のおかげで、
今年は災害地域のりんごがたくさん実っているのだと実感しながら、
アップルラインを走りました。
まだまだ、赤沼、津野、長沼、豊野地区他須坂などなど
浸水にあった家が、泥をつけたままの状態のところもあります。
公費解体も進んではいますが、農家さんは今が繁忙期。
この時期を専念しないと、公費解体どろこではないという声も聞こえてきます。
昨年は収穫目前にすべてを奪われてしまったのですから、
せっかく実ったリンゴたちを世に出してあげるほうが最優先ですね。
昨年以来、災害に対する対策、災害直後の行動などなど、
各方面で将来に向けて動き始めています。
もう二度と起こっては欲しくないけれど、教訓にはなりました。
私には何ができるだろう・・・・・そう思う一年でした。
事務GROUP はら