2011.05.12
Gメン75香港シリーズ
むかしむかし、Gメン75という渋い刑事ドラマがあった。
(若い人は知らないだろうなあ)
丹波哲郎率いるGメンが、オープニングで滑走路か何かを横一列に並んで歩いてくる映像と、その劇的な曲が今でも強烈に印象に残っている。
警視庁特別潜入捜査班 「Gメン」 が様々な難事件を操作するハードボイルドドラマで、中学生の頃だろうか、よく見ていた記憶がある。
その中でも特に印象に残っているのが、「香港カラテシリーズ」
1年に何回かの海外ロケ物で、香港ギャングへの潜入捜査で登場するのが、如何にも強そうなムキムキマンの空手家である。
ここで活躍するのが、草野刑事役の倉田保昭。
香港人最強空手家との格闘シーンをはらはらドキドキしては見ていたものだ、、、、
ということで、香港人=麻薬密売組織のムキムキ空手家
なぜか私の中ではこのようなイメージが出来上がっているのだが、
昨日来社した人はとても誠実そうなソフトな人だった。
東アジアをフィールドとして、リサイクルビジネスを展開している若き実業家で、ひょんなつてで、みすず工業の廃液リサイクルに目をつけて、日本出張に合わせてわざわざ長野まで来てくれた。
まずは初めてのコンタクトなので、当社の製品をサンプルとして持ち帰っていただき、評価してもらうこととなったが、値段次第ではいくらでも需要があるような感じであった。
しかし、現在の輸出先などへの供給も考えると、うちが造る 「製品」 の供給が追いつかないというのが現状だ。
もっと 「原材料=廃液」 を集めないと需要に応じる事は出来ないであろう。
あるいは、日本からの輸出だけではなくて、東アジアにおいて、我々の技術で廃液から製品を造ってしまえば、今とはケタ違いの生産ができるな、、などの構想も浮かび上がった。
みすず工業香港シリーズ も考えてもいいかもしれない。