2012.12.28
ペレットストーブ その2
みすず工業環境の新事務所への引越の時、書類整理など分からない私は、作業している人の暖をとるためにペレットストーブのお世話係りとなった。
というのは言い訳で、正直一日中ストーブの前にいても飽きない、
いや飽きないどころかやる事が沢山会って目が離せないといった方が良いかもしれなかった。
このストーブは自然そのものだと感じる。
従来のペレットストーブは風の流れを作ったり、ペレット燃料の供給などどうしても電気を使う構造になっていることが多い。
しかし、当社のストーブは電気を一切使わない。
ペレットと薪の燃焼を促す風の流れは、煙突とストーブの微妙な気圧差を利用する。
これが事務所の構造が影響していて、風の流れを作るのに結構時間がかかった。
そして燃料の供給はゼンマイ仕掛け。
これもタイマーを使い単位時間に落ちるペレットの量を調節する。
少しづつ永く ぽろっ と落ちるように。。。
そして導入以来、毎日焚いているのだが、これがまた日によって燃え方が違ってくるのだ。
ストーブの燃焼の決めては風の流れ、つまり煙突からの引きが強いかどうか。
これが日ごとに変わるのである。
空気孔を最小にしていても轟々と炎が燃え上がることもあれば、最大限空気を取り入れようとしても燃えてくれない日もある。
おそらく、気圧の関係なのだろうが未だに因果関係はわからない。
研究の余地ありというところだ。
まさに自然そのもの。
自然と向き合って仕事をするというのもいいものだ。