2015.10.21
長野と福井
昔、南米を旅行していると決まって声をかけられたのが
「チーノ?」お前は中国人か?
「ノー ハポン」いや日本人だ。と返すと
「カラテ?」じゃあお前はカラテをやるのかと手振りをしてみせる。
どうやら日本人は全員カラテをやっていると思われていたのだった。
(この手の思い込みは色々なバージョンが存在する。)
先日の秋の北信越高校野球
あと一つ勝てば甲子園という準決勝で戦ったのは二試合とも 長野 対 福井
で、勝ち上がったのは福井の2校
長野と福井、何が違うのか
私からみると福井=関西圏
つまり、関西=野球が上手い という違いではないかと勝手に思い込んで見た。
ではなぜ関西(近畿かな)=野球が上手いのか、、、
あっけらかんとして、くよくよせず、物怖じしない気質
これが、野球という勝負の世界では結果を残せるメンタルなのだと思う。
これに対して、何事にも慎重で粘り強く耐え忍ぶ、雪国気質が対抗できるのか。。
日本人全員がカラテをやっているわけではないし、アルゼンチン人が全員
タンゴを踊れるわけでもない。
したがって、この関西人野球メンタル適正説もかなり怪しいが、当たっている
ところもあるはずだ。
いずれにせよ、フィジカル面においてもメンタル面においても
野球が上手い人とそうでない人
の差は歴然とある。
もっと言うと、人間の能力の差はどこから来るのか
ということをつい考えてしまう、私にとっての永遠の課題なのである。