2018.07.23
動き
夏の高校野球決勝戦
佐久長聖 対 上田西
大接戦、死力を尽くしての結果4対3で佐久長聖が優勝した。
この試合、「動き」が一つのポイントとなった。
野球の試合で点数が入りやすいところはまず、
初回=ピッチャーの立ち上がり不安定をついて
で、決勝戦も1回表いきなり上田西高が2点を先取、1回裏に佐久長聖が
すかさず1点を返した。
が、2回以降ゼロが続き試合が動かなくなってきた。
いったん試合が動かなくなると結構長続き?してしまう
次に点が入りやすいのは、どちらかのチームが点を入れた直後の回、
ということで、7回表上田西高が待望の1点をとり3対1になった
が、その裏佐久長聖が3点をとり逆転、優勝、となった。
1点をとり「勝てる」というわずかな気持ちの変化(動揺?)があったのか、
それはわからないが、明らかに試合は動いた。
野球は不思議なスポーツだ。
ときに、「流れ」だの「動き」のような目に見えないものに勝敗の行方が
左右されてしまうのだから。
佐久長聖の優勝は素直に嬉しい(昨年の息子たちのカタキをとってくれた)が
負けた上田西高校の姿を見るにつけ、改めて残酷な結末だなと思う。
さて、次は甲子園だ。
長野県史上最高の最強力打線(だと思っている)がどこまで通用するか
楽しみだ。