2009.05.12
説明会 その8
最後の説明会になるだろうか?
長野での会社説明会を開いた。
みすず工業がリクナビに参画して人材採用を始めたのは昨年の10月から。
したがって会社説明会も手探り状態で、何を学生たちに伝えたらいいのか、どうしたら強い印象を持ってもらえるのか、を検討した。
受け身の説明会は面白くないものと思い、長野での説明会では当社の行っている水処理の実験をビーカーでやってもらったり、実際の工場見学をしてもらったり、若手社員とのフリートークをやってみたりと、「きめ細かい」 説明会を意識して行ってきた。
学生たちに会社の思いが伝わっただろうか?
また、会社説明会の効果は実は参加した社員たちにとって大きいと思っている。
若い社員たちが学生に接することによって人の見方、感じ方を養うことができたと思うし、何よりも先輩社員として、学生に対してみすず工業の良いところ(時には悪いところ)を分かりやすく説明しなくてはならない。
それはつまり
みすず工業ってどんな会社だろう
自分はどういう思いで仕事をしているのだろう
という問いに対して、自分自身で 「考える」 機会となったはずだ。
だから、社長の話しも学生に語りかけながら、実は社員にも語りかけていたつもりである。
5年後 10年後 15年後 社員の成長する姿を思い描きながら語りかけていたつもりである。
学生たちの感想文を見ていると、仲の良い会社、温かさが感じられる会社という内容が非常に多かった。
これは社長一人の力では到底得られない、社員たちの力そのものであると思う。
会社説明会は新しい人材の採用活動であるが、実は社員教育の場でもある。
そして一番勉強になったのは実は私かもしれない。
社員を信じる、というとてもいい勉強をさせてもらった。