2011.08.10
お中元
私はスロースターターである。
ので、やり始めるのがいつも遅い。
ので、お中元を配るのもいつも遅い。
それでも今回は先週には配り終えたので、自分としては早い方だ。
お中元と言っても、私が入社したころと比べて配る量も、貰う量もかなり減った。
これは今の時代の流れとして 「虚礼廃止」 という風潮があるからで、みすず工業でも
年賀状は10年ほどまえに廃止、お歳暮お中元は必要最低限に抑える
これを行ってきた。
その必要最低限のなかに、土地を借りている地主さんへのお中元、があり、盆暮れに私が挨拶に出向くのが通例となっている。
ここ、大豆島はいい意味で昭和が色濃く残っていると思う。
いや、昭和というより江戸期からの古き良き日本の流れを色濃くとどめた昭和を垣間見る事ができると言った方がいいかもしれない。
地主さんの家に挨拶にあがり、お茶やお漬物やお菓子をたらふくいただき、
帰る段になってみると、お中元の品よりもはるかに多い、自分の家で採れる農作物をいただいてくる。
今年は桃が遅れていてまだだというので、スイカをいただいた。
見てくれはおあまりよくなかったが(失礼)食べてみると甘くておいしかった。
ひょんなことからWEBで見つけた仏蘭西人娘のサイトでその生活をドキドキして垣間見たり、
大豆島の農家へ挨拶をしてその生活に触れたり、
そんな二つの生活が同時にこの世界に在るのだから、
世界は多様だ、、、とつくづく思う。