2013.01.18
天城越え
♪隠しきれない 移り香りが いつしかあなたに しみついた
誰かに捕られるくらいなら あなたを殺していいですか
寝乱れて隠れ宿 九十九折り 浄蓮の滝 舞い上がり 揺れおちる 型のむこうに
あなた・・・・山が燃える
何があってももういいの くらくら燃える火をくぐり
あなたと 越えたい あまぎいいいいーーーごお おおおええーーーーーー♪
演歌っていいなあ日本酒ってうまいなあと最近思う。歳を取ったなあとも思う。
ということで、子どもの野球で伊豆遠征に帯同してきた。
甲府南ICでおりて上九一色村、冨士の裾野を通り、新設の新東名を走ってようやく三島に。一般道をひたすら走ると、所々に 「天城」「伊豆」の文字が増えてきて到着。
毎年開かれている伊豆フレンドリーカップにわが長野東リトルシニアリーグも参加した。
一月のこの時期に試合?
長野の感覚では、野球人には考えられなかったので疑心暗鬼でグランドに向かったのであるが、行ってみてその謎は解けた。
つまり暖かい。小春日和というやつで長野でいうと3月くらいの感覚だろうか。
観戦しているこちらもいつものごとく厚着して身を縮めることもないのである。
そして宿泊しているホテルは全面人工芝の野球場とサッカー場を有するシダックスのホテルということで、プロ野球の自主トレに選手も来ている。
なるほどここは温暖なわけだ。長野とはまるで別の国である。
試合がおわり宿に戻ると食事、そして野球人のオヤジたちはそこから宴会である。
監督の大学時代、社会人時代の野球部の後輩たちも集まり、話しが尽きない。
そんな話しの中に、「ジョーさんには世話になった」と未だに話題に上る。
部屋は相部屋、私は一番先に失礼して床に入ったが、突然の寄声に起こされた。
「ぼかやろうう、、、むにゃむにゃ、、ばかやろうーーーー」部屋中に響く声で寝言を言っている。
この人、普段は何がホントで何がウソなのか分からないほど冗談をいいまくり、テキパキとよく動く人の良いオヤジなのであるが、、、仕事の夢なのか、、ヨメさんの夢なのか、、
人それぞれである。
石川さゆりに 何があってももういいの
などと言われたら、越えてしまうかもしれないなあ 天城越え