春のセンバツ甲子園

期待の松商学園は、今大会屈指の好投手の前に完敗した。

２安打１得点ということではあったが、ことバッティングだけ見てみると、

ポテンヒットとバントヒットということで、アウトになった打球も含めて

バットの芯にあたった打球が一つもなかった。

まるで次元が違う凄い相手投手であった。

本題は、リクナビ2016

来年入社の学生の採用活動（学生からは就活）が３月１日スタートした。

この採用活動、時期がだんだん遅く（正常に？）なってきた。

以前は、大学３年生の１０月１日から解禁になり、会社説明会への参加や

面接など３年生の段階から就職活動をしていたのだが、いくらなんでも

早すぎるということで、

大学３年の１２月１日になり

今年から大学３年の３月１日、

実質大学４年になってからの就職活動になった。

ある意味正常といるが、われわれ中小企業は大変に不利である。

以前のように就活期間が長ければ、本命（大企業）だけでなく幅を広げた活動

ができるのが、今や一発勝負的に採用試験が集中するので、

中小企業に目を向ける学生は少なくなってしまうのだ。

そこへきて、景気が良くなってきて大企業の採用枠も増えるとなるとなおさらである。

昨日は第１回の会社説明会を長野で開いた。

厳しいことは予想していたが参加者は少なかった。

もっとも、大量採用するわけではないので、一人一人と向き合う時間が多くなる

のはむしろ良いことだと捉えて臨みたい。

たとえ、プロ注目の投手であり見たこともない変化球を投げられても

なんとしても点をとって勝ちにいこうと果敢に戦った松商学園のように

われわれも、勝ちにいかないといけないのだ。