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2015.09.17

進駐軍

昭和9年生まれの私の母は、終戦時小学校5年生だった。

母とは終戦時の話をそんなにするわけではないが、数少ない思い出話のひとつ

が進駐軍について。

母親を始め周りの人は皆、進駐軍がきたらみんな捕まってしまう、、、と本気で

思っていたという。

 

結果はどうであったか。

 

衝撃の月曜日  (マンデーショックとでも命名するか)

その週末、早くも進駐軍がやってきた。

タケエイの山口社長以下輿石専務、今回の担当者である経営企画本部の川口隊長、

当社の役員になった人

総勢7名が来長して、懇親会を開いた。

 

社員はみなどういう思いで参加したのであろうか。

少なくとも、

まず冒頭の山口社長の力強い挨拶で不安が解消され、

その後、酒が進むにつれ、理解が深まったのではないだろうか。

 

山口社長は酒も強いしタバコも吸う。

つまり、うちの社員と趣味が合うということか、酒を酌み交わし、そして喫煙所で

タバコを吸いながら大いに語り合っていたようだ。

山口社長のほうから社員に近づいてきてくれた訳だ。

 

その他の役員、社員とも随分話の輪が広がっているのがみてとれた。

いつもは騒ぎ始める袖山課長や、クダを巻き始める丸山課長などが品行方正

に飲んでいるところを見ると、少しは考えてくれているのかなあとも思った。

 

タケエイの進駐軍

その結果がどうであったか、

誰もが明白に理解したのではないか。