2016.11.8
あの日に帰りたい
野球シーズンもそろそろ終わりである。
息子の高校も県外最後となる埼玉遠征に行き、その試合を見にいった。
群馬のからっ風かと思う強風のなかで二試合を観てやれやれ疲れたと帰路に着いたの
だが、そういえば埼玉県深谷市といえば、大学生の頃付き合っていた人の実家があっ
たなあ、などと遠い記憶を思い起こした。
そうすると、長い帰路いろいろなことを思い出した。
そんな時のBGMはユーミンの「あの日に帰りたい」である。
おまけに、普段は思い出として封印している曲「卒業写真」までも聴き始めていろいろ
と振り返ってみた。
で、もし、昔に戻れるのであればいつの時代に戻ってやり直してみたいか
をテーマに考えてみた。
それは大学時代だった。
あの日に帰り、やりないしたいこと
1)野球
一言で言って不完全燃焼だった。
もっとひたむきに我武者羅に意欲をもって練習に臨めばよかった。
大学に進学できなかった父に用意してもらった最高の環境で、父の熱い期待に全く応え
られず、いま思い出しても申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
2)大学生活
野球部以外の生活がほぼなかったので、大学時代の野球部以外の友人というものがいな
い。クラスやゼミの仲間たちとも交流を持ってみたかった。
また彼女とだって真剣に付き合ってたかというと?がついてしまう。
大学時代を通して思うこと。
何をやるにしても中途半端、自分の人生でありながらどこか冷めた目で自分をみている
「傍観者」のようであった。
過ぎた日々は帰ってこないので空想で遊ぶのはこれくらいにして、あとは前をむいて
生きていくのみである。
できることなら過去の苦い思い出を生かして。
などとあれこれ妄想しながら帰ってきたら、気がついたら長野だった。