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2017.07.29

あと一球、あと一本

紙一重の差はなんなのか。

 

差などなかったのではないか。

ただ、分析好きの私があえてこの大会の分岐点を考えて見ることとする。

 

分岐点は準々決勝の上田西戦にあったと思う。

誰もが大一番になると臨んだ一戦で中盤5対0とリードした。

今日のエースの出来からしても「勝てる」とのわずかな気の緩みが出たものと

思われる。

そして、その後の追加点の場面で送りバントの度重なる失敗により、詰めの

甘さを露呈してしまった。

この「なんとなく詰めの甘い」感じをそのままひきづったまま決勝戦へと進んで

いたのではないか。

決勝戦では松商学園は確実にバントを決め走者を送っていたが、佐久長聖はバン

トのミスで、その後の打者の外野フライでの得点機につながらなかった。

足立監督も言っていたが、泥臭い野球を地道にやってきた松商学園が薄紙一枚上回

ったということなのだろう。

 

どこよりも苦しく質の高い練習をしてきたチームに私ごときがもの申すつもりは

毛頭ないが、最後の最後にそのあたりのチーム作りの違い(差ではなく)

が結果に現れたのではないか。

 

それにしても

返す返す

決勝で一点差で負けるのはきつい。

私的には、昨年の不運の連続が今年に入っても引き続き起きている感が大きくなっ

てきている。

当分抜け出せないのだろうか、、、

しばらくは地道にツキの貯金をするとするか。