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2021.09.24

北穂高 地震その2

(前回からつづく)

これは、、、、まずい、、、、、、、、

 

人間、考え始めると、とことん悪い方向へ考えるものだ

周りの山至る所で崩落している、、、次は自分のいる山か???

(そもそも、山頂付近の平っぽいところを無理やりテント場にしたようなところ

なので、崩れてもおかしくない)

岩に、押しつぶされたら痛いだろうなあ、、(そのまえに即死か)

テント前で、ごそごそしている人がいる、撤収して下山かな?

今のうちに安全な涸沢まで降りてしまおうか?

いや、夜の行動はキケンだ、、

テントの上から崩れてきたらまずい、こうなったら山頂へ移動し、体育座りして

朝をまつか?

いま、20時朝まで9時間、、、

とカウンドダウンまで始めた

 

その後も小さな揺れはあったが落ち着いて、静かな夜になってきた、と思ったら

今度は風

テントの揺れが大きくなって行くのを、「予報では風速6m」と自分に言い聞かせて

いたものの、そこは3050mの稜線

前後左右はもちろん、押しつぶされるように上から、持ち上げられるように下から、

容赦のない風で、しまいには寝ながらの体制で両腕を上げ、テントのホネを支えた

0時25分 あと3時間半 (虚しいカウントダウン)

朝までこんな体勢なのか??

 

ようやく風も弱まり、少しまどろんだ午前4時過ぎ、周りが動き始めたので

朝飯、テント収容、そして日の出を見て、一目散に下山開始

慎重に慎重に足を運びひたすら降りた

涸沢びあ45

安全な涸沢まで降りてきて、安堵の朝生ビール

今までに味わったことのない、しみじみとした旨さだった

 

「生きた心地がしない」

とはこういうことを言うのだろう

 

北穂あさ309

(Hector L28mm  F6.3 /F 12.5 ISO1000  ss1/30)

朝焼けの奥穂高岳と涸沢カール

美しい