2022.07.20
記憶認証 その2
007シリーズ
それは日本でいうところの「男はつらいよ」シリーズである
冒頭の「小アクション」(寅さんでは夢)
ジェームスボンドと美女のチュー(寅さんではマドンナ)
ジェームスボンドと腐れ縁のマネーペニー(寅さんでは団子屋のおばちゃん?)
そして、
ジェームスボンドの絶体絶命からの、起死回生の秘密兵器や、おきまりのセリフ、
などなど
観ている人の、「来るぞ、来るぞう」という期待に答えつつ大団円を迎える
多少(かなり?)辻褄の合わないことや偶然が多すぎるのだが、そんなのも
含めて、温かい眼でやんわり観られるのが、ショーンコネリーボンドだろう
そして寅さんとの大きな違いは、ジェームスボンドのスタイルである
1960年代はファッションが、いまほどカジュアル化していないということ、
そもそもイギリス紳士であることなどから、ジェームスボンドは常にスーツに
ネクタイ、そして前をボタン止めしている
そして、カジノやディナーともなればタキシードを決め込む、、
そのスタイルがなんともカッコ良い
夏の暑さやコロナのせいで、さらにカジュアル化が進んでいる今の自分を見直し
たくなった
つづく