2011.07.7
中学生きたる
中学生の職場体験。
私自身は自衛隊の長野事務所に行ったことを今でも覚えている。
なぜ自衛隊かと言うと、既に小学校の卒業文集に、将来の進路として「防衛大学」と書き記していた軍国少年だったため、迷わず自衛隊を選んだのである。
もっとも、本当に自衛隊に就職したかった訳ではなく、おぼろげながらに親父の会社を継ぐのだろうな、、と思っていたことは覚えている。
娘の友達など3人が中学の職場体験でみすず工業にやってきた。
中学3年生は難しい年頃である。
子どものような無邪気さは無く、かといって大人のような分別もあまり身につけていない。
自分の娘を見ていてそう思うが、扱いが非常に微妙である。
まずは、会社の概要を説明。
午前中は、みすず工業で行っている廃液の処理やリサイクルをビーカー実験で体験してもらった。
そして、午後は実際の処理現場で廃液をサンプリングや、分析をしてもらった。
最後に、社長との懇談会ということで、私を交えて雑談をして無事終了となった。
3人とも違う星へ来てしまったかのごとく環境の違う中にいきなり放り込まれて、終始緊張気味だったと思うが、果たして、仕事をする意味、みたいなものを伝える事ができたであろうか。。。
それは彼女らの胸の奥深くあることなのでわからない。
確実なのは、職場体験に携わった社員は確実に勉強になったということだ。
ことに、女ごころのわからない(わからなかった)宮澤工場長が、気の効いた冗談を言って三人娘を和ませているのを目の当たりにしてそう思った。
人間成長するものだ。