2015.05.11
14年
先代の社長、親父が逝ってから5月9日で14年が経った。
毎年そうおもうが、早いなぁ。
早い早いと感心しつつ、五年、十年、そして十四年
ということは、私の社長歴も同じく十四年ということになる。
よくも十四年もの間、社長をやってこられたものだ、と
改めて感心してしまう。
社長になる前や、なってからしばらくは、そのプレッシャーに
押し潰されそうな気がして、月次収支を見ては、黒字でホッとし、
赤字で胃が痛くなり、、、の繰り返しであり、決算書でまた同じく
プレッシャーを受けて(幸い赤字決算はリーマンショック時のみ)
いつの間にか十四年が過ぎてしまった。
長続きした要因は何か。
一番は良い社員に恵まれたことだろう。
私自身はドライバー時代よく車をぶつけていたし、営業時代売上を
伸ばしたわけではなく、これ、という能力に秀でたものはなかった。
代わりに、私のやりたい事を具現化してくれたのが社員であった。
二番目は自身の鈍感力
初めの頃はビクビクオロオロしていたのが、歳のせいもあってか
近年は多少のことでは驚かなくなった。
そうでもしないと体が、特に胃やメンタルが持たなかったであろう。
(自分で言うのもなんだが生真面目な性質であるので)
さて、あと何年社長をやるのだろうか。
今でもプレッシャーはある。
毎月の営業会議や、収支決算を見るたびに胃が痛くなることに
変わりはない。
そうこうしているうちに来年は十五年、そのうち気がついたら二十年、
そうして二十六年経つと私も六十歳になる。
とりあえず、
二十六年
という題名のブログを万感の思いを込めて書けるように会社を
成長させていきたい。
その頃には誰か救世主が現れるだろう。