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2009.03.24

なんとかせい

もう昔話になってしまうが明治大学野球部には島岡吉郎という偉大なる監督がいた。

私は彼がグラントで倒れたときにいた、最後の選手のはしくれだった。
明治大学は六大学一練習が厳しい それは鬼の島岡監督がいたからだというイメージがあり明治大学だけは入りたくなかったのだが、、、、、、。

実際の島岡御大はすでに老境の域に達しており、歩けはするものの車いすでの移動が主になり、日がな一日車いすから練習を見つめるいいおじいちゃんという印象であった。

が、いざリーク戦ともなると燃えるような魂を見せるのだった。

   お前にはねえ、、、誠(まこと)がないんだよ!!!
   切腹しろ!
   バカ野郎バカ野郎バカ野郎(中   略)バカ野郎バカ野郎!

ひとたびその魂に火がつくと自らが泣きださんばかりに絶叫した。
守りからベンチに帰る選手を、こぶしを握りしめ迎えるその闘志は、我々の魂が燃え上がるのを抑えることができないくらいにさせる力を持っていた。

試合が劣勢に立たされると

   なんとかせい!

の絶叫である。
試合の目的はただ一つ。勝つことだ。
絶対に勝つことだ。

勝つと決めたらどんなことがあっても勝とうとする。
頭のてっぺんから足の先まで勝とうとする なんとしてでも。

御大の言葉はおよそ野球の監督が言う言葉ではなかった。

どういう戦略で勝つのかなんてことはこれっぽっちも聞いたことがない。
しかし、その 「なんとかしようとする気持ち」 が最も大切であるということを説いていたのだと思う。

明確な目的を持つ
一度決めたならば何が何でもその目的を達成するためにどうすればよいか考える、そして実行してみる、それでもダメなら違う方法でやってみる。

その繰り返しが人生であり、今私が目指している経営の姿勢である。

今の社員たちに 「なんとかせい!」 では通用しない。

手を変え品を変え、現在の延長線に未来があるのではなく、未来のあるべき姿(目標とか夢)になるにはどうしたら良いかを考える経営を始めたところだ。
それが、ひと言でいってしまえば 「なんとかせい!」 だと気がついた。
ずいぶん遠回りをしたが、一番大切なことを島岡吉郎という人間から学ぶことができた。
明治大学でなければ味わえない人間くさい出会いであった。

だから今日の韓国戦にはひとこと

なんとかせい!