2009.03.31
株式会社とは
いかん、ブログが週休4日になってしまった。
昨日は朝から諸事細かな仕事がおおく、出社後から即メールなどを打っていて、昼は昼で打ち合わせがびっしり入り、ブログを書く時間がなくなってしまった。
ネタもあまりないが、新聞を読んでいるとアメリカゼネラルモータースGMの会長(CEO)が辞任に追い込まれたとのこと。
かねてから思っていることだが、GMのような巨大企業も、みすず工業も同じ株式会社ではあるが、あまりの会社の在り方の違いに、はたしてどちらが人間社会にとって有用なのだろうと考えることがある。
本来株式会社は出資者に益をもたらすべきもので、それは1年ごとの決算による配当であったり、もっと短期的な日々のいや分単位の株価の上下による売却益であったりする。
経営者はこの出資者(株主)に対して最大限の注意を払わなければならない。
したがって最長でも1年の中で結果を出さなければならなくなる。
また、業績が悪化した時には株主に首を切られるか、責任をとって辞任するかだ。
これが我々のような株式会社の最少といえる単位の会社では全く事情が違う。
株主優先ということはつまり私個人の利益を優先することであるし、本来会社が目指す事業は1年という短期的視野に立って考えるべきものではない。
また、業績が悪化しても、逃げ出さずに最後まで踏ん張るのは自分しかいない。
ということで、株式会社の原理原則に従って経営するわけにはいかないのである。
長期的な視野に立って、経営者が変わらず一本筋の通った会社づくりができることろに小さな会社の良さがある、ということか。