2009.04.16
人間ドック
ひまひまひまひまひまひまひまひま
こんなに暇を持て余す生活というのも、一年にこの一度きりである。
人間ドックで病院に一泊した。
経営者として体のコンディションを整えておくということは、必須である。
日頃から、単に病気がないというだけではなく、脂肪分の少ない筋肉質の体にしておくこと、そして過度な寝不足などを連続しないように、適度に休息を入れておくこと、が大切である。
このことが経営をしていく上で、日々判断を誤らなかったり、とことん思考する気力が残っていたり、何よりも情熱を持ち続けることができたり、ということの基礎となってくるのだと思っている。
しかし、ヒマである。
そのヒマさ加減を、心と体をゆったりと休める時間にすればよいのだが、骨の髄まで現代日本の生活に慣れてしまっていると、これがなかなかできないのだ。
おそらく南米を旅していた頃の時間感覚であったら、なんら持て余すことはないのだろうが。。。
検査は待ち時間の中にもぽつぽつと進んでいくわけだが、最後の胃カメラには参った。
胃カメラは誰でもいやであろうが、今日は特別だった。
内視鏡室に呼ばれて入ってみると、昨年担当した先生と若ーい先生がいて、
何で二人いるのだろう、、、と いやーな予感がした。
その若い先生が始めてくれたわけだが、喉元でグエっとなるのはまあ、いつものこととして、ようやくカメラが喉元を通過したな、と安心していたらさらに大きくグエっグエっと止まらなくなり、あわてて昨年の先生にバトンタッチした。
そうしたらものの見事にスムースにカメラが入って行って、自由自在にカメラを動かし記録してしまった。
要するに、私は若い医師の練習台になったふしがある。
確かに、今回ドックに集まっていた高齢の人よりは、どう見ても頑強な私であれば医師もやりやすかったであろう。
それにしても、胃カメラというのはテクニックが必要なのだと感心した。
結果は?
仕事のしすぎとの医師の見解であった。 (とっくに現役を引退していて人の体のことより、自分の体の心配をした方が良いと思われる先生なので、あてにはならないし、第一あたっていないが。)
胃炎があったのと最低血圧が低すぎるとの理由からである。
ご飯を食べる時には仕事のことは考えずに、といわれてもなあ、と思う。
仮にそれを実践しても、夢で仕事をしているのだけはコントロールできない。しかも夢の中の仕事は、大抵うまくいかないのである。
胃炎は職業病と諦めている。
ということで結果は良好であった。