2009.07.7
北信流
地元のゴルフコンペのことをもう少し。
今回のゴルフコンペは長野市地区対抗ゴルフコンペの予選会ということもあって、厳正なるルールに則って行われた。
大豆島内の各地区の予選会を勝ち上がってきた人による本戦出場を決めるコンペだったので、私など最初から出る幕はないのである。
表彰式・懇親会が養老の滝で行われ、上位成績者が発表されると
えーーーそれではここで、長野市の大会に出場される選手の皆様に
お盃 (おさかずき)
を差し上げたいと思いますが、皆様ご賛同いただけますでしょうか、、(パチパチパチ 拍手)
出ました 北信流(ほくしんりゅう)
長野県北部(北信)の宴会に伝わる風習で、真田家の松代藩が発祥らしい。
宴の主役を励ましたり御礼したりする意味合いで、その人たちを前に並ばせ盃を持ってもらい、そして
お肴 (おさかな)
つまり酒の肴として、謡(うたい)を謡うのである。 (♪たあ かあ さあ ごお やああーみたいなやつ)
長野の宴席には必ずこのお肴ができる人が一人はいるものなのである。
ひと節謡うと盃に酒をなみなみとついて飲んでいただく
今では滅多に出くわすこともないが、(自分の父の葬儀の時はお盃を頂いた)
えーーーお盃を差し上げたいと、、、
と始まると、オレは長野で暮らしているんだなあーと実感する。