2009.07.9
種
本日は一日中会社の説明をしていた気がする。
といっても私は挨拶だけであとは常務が説明するのだが。
午前中はレアメタルの商社。
この道では結構有名な社長の会社らしくNHKのクローズアップ現代にも出ていたらしい。
当社のリサイクル品(銅スラッジ、ニッケルスラッジ、金属銅)に非常に興味を持っていただいたし、今後注目すべき金属についても情報を得ることができた。
今後有効な関係を築きたい会社だ。
蛇足だが、来社された担当者の 城好き には驚いた。
今日信濃毎日新聞で読んだ 「真田三代」 の砥石城という初めて聞く山城も知っていたのだから。
本人いわく 「レアメタルより詳しいです」
午後は12名の大勢が訪問。
大学名誉教授から大手化学メーカーの技術員、大手エンジ会社や商社、行政まであらゆる分野の人たちが、ニッケル(銅)回収プラント、SSプロセスの見学に訪れた。
アクアテックの技術を導入した国内唯一のプラントということで今回は見学希望があった企業などを一同に集めていただいて見学が実現した。
それぞれがその道のプロということでかなり突っ込んだ質問があったが我々もできる限りの回答をしたつもりだ。
見学者の何名かと夜会食をした。
やはりその道のプロの人たちの集まりで、いろいろと興味深い話を聞くことができた。
そしてだんだん酒が入り宴もたけなわともなると、少し話が脱線してきて、千円札と1ドル札が出てくるは (これで分かる人はわかると思う)、世界経済の大胆予測はあるはで大盛り上がりとなった。
本人いわく、「アクアテックの仕事より、FXの方が詳しいです」
あと5時間くらい話さないと話が終わらないというので、ころ合いを見計らってお開きとなった。
愉快で元気のいいオヤジたちである。
人間というものは不思議なものだ。
仕事の話で信頼を築くより、その人のパーソナリティーを垣間見る方がよりその人に対する信頼感(反対もあるだろうが)が得られると思うから。
宴会ネタとして1ドル札でも財布に入れておくとするか。