おとといのブログ　涼をとる　で扇風機の隣に写っていたいた怪しげな物体はなに？

 という問い合わせが殺到　（約１名）　したので、紹介を。

これは　鯛の鯛

つまり、鯛を食べるとその中から、また鯛が出てくるというもの。

縁起ものとして取っておくといいそうで、美空ひばりさんなんかも大事に取っておいた、というのを聞いたことがある。

今年の春、とある店のご主人にに東京のすし屋に連れて行ってもらいそこで鯛を食べた。

そのご主人とは仕事の関係ではないのだけれど、私が大変に影響を受けている人の一人である。

その世界では日本屈指、世界的にも知る人ぞ知る人物なのであるが、、、、なかなか表に出ない人で店の宣伝を一切していない。

何年か前にその店を発見して、アポイントもとらずにいきなり店を訪れて、最初は「業者のかたですか？」と間違えられたのがつきあいの始まりだった。（いきなり店に来る人などまずいない。）

いろいろ話しをうかがい、通ううちに、自分には到底真似のできない生き方をしている人だということが良く分かり、、、ある種あこがれや尊敬の念を抱いている。

見た目は静かな人であるが世界を股に掛けるすご腕　○○　なのだ。その話しのスケールの大きさや仕事ぶりに、いつもわくわくさせてもらっている。

そんな方との食事だったので大喜びでご一緒させていただいた。

下町の情緒ある昔ながらのすし屋で、「縁起ものだから」　と取り上げてくれたのがこの鯛の鯛だった。

なんとなくいいことがあるかな、といつもペントレイに置いて眺めている。

　　（ちなみにペントレイは黒柿である。これもお気に入り）

今の所、いいことは起きそうにないのだが、まあ長い目で世の中を見ることも大切だと自分に言い聞かせて、

今日も鯛を眺めている。