2009.12.4
移る人
うつると言ってもインフルエンザの話ではない。
ここ2年くらい考えていて、なかなか結論を出せずにいたが、ようやく移ることにした。
適格年金制度、つまり会社で従業員のために掛け金を払っている制度が2012年で廃止になるので、
その移行先をあれこれと考えていた。
適格年金制度で従業員にかけていたお金というのは、ひとつの大きなサイフに貯まっている。
これは会社のお金ではないので、この制度がなくなるにあたり、お金をどこかに預け直さないといけない。
そこで、預け先として考えたのが
中退共 (中小企業退職金共済組合 だったかな)
401K (確定拠出年金制度)
これが、どちらの制度も甲乙つけがたく、決めるのに時間がかかったわけだ。
最終的には、401Kを選んだ。
ひとつの大きなサイフに貯めてあったお金が、今度はひとり一人のサイフに分けられ、見えるようになる。
そして毎月の掛け金をどのように預けておくのか、、、固く定期預金にしておくのかそれとも
利息のたくさんつく債券や株にしておくのか、、、それは個人の自由である。
また、401Kだけで退職金をまかなうことにはデメリットもあるので、401Kの積み立てと並行して、
社内でも別途資金を用意する仕組みとした。
退職金という遠い将来(もちろん近い人もいるが)のことだが、今から慎重に準備をしていきたい。
そして、この制度が、みすず工業を退職する日に、
この会社で働いて良かった
と思ってもらえる一助となればよいと思う。