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2010.02.12

五輪

バンクーバーオリンピックが始まろうとしている。

 

あれから12年がすぎてしまったのだなあ、、と感慨にふける。

長野オリンピックはもう3大会も前のはなしになってしまった。

何かにつけて思い出深い、一生のうちでおそらく二度と味わうことのできない感動の渦に自分がいたような気がする。

 

 1998年の冬季オリンピック会場の最終候補地に長野が立候補しているとき、カミサンと付き合っていた私は、宮城と長野の中間点ということで大宮のホテルで深夜、その決定の瞬間を迎えた。

 

以来、さまざまな形で準備にも参加して、期間中はボランティアとして奔走した。

表彰式の会場である長野市の中心部 セントラルスクエア を担当していたので、金メダルをとりたてのジャンプ日本団体陣や、里谷多英の金メダルを祝福に、人に見つからないよう変装して控室まで入ってきた上村愛子など、

まるで自分まで選手となって一緒に戦ったような高揚感のなかにいることができた。

 

そして、人の賑わい。

善光寺へと向かう表参道の役割をしている 中央通りが歩行者天国として解放されていて、車道までぎっしりと人が埋まっているのだ。

誰かが、日露戦争の戦勝祝い以来の人出だ、、と言っていたがなるほどそうなんだろうなと思った。(実際に日露戦争の時の賑わいを知っている人はいないような気がしたがまあいい)

 

自分たちの生まれ育った故郷でオリンピックが開かれて、日本選手が大活躍して、あふれんばかりに人が行き交う光景を目にして、長野に生れてよかったな、、、

という高揚感、満足感、感動、達成感などいろいろな感情がひと固まりとなって胸に大きく膨らんでいたことを今でも鮮明に覚えている。

 

オリンピックは本当に特別の舞台だ。

今回のバンクーバーでも選手たちに期待したい。

 

思い出話しをするようになったら年をとったという証拠かな。。