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2010.02.9

キリンとサントリー

やはりキリンはキリン、、サントリーはサントリー

決してキリントリーという奇妙な社名にはならなかったのである。

 

昨年7月、あれだけ正式にというか、大々的にプレスリリースをした両者の統合発表は、新しい日本の企業の在り方を示す大きな流れだと感じたものだ。

 

いわば徳川と豊臣が合併するような。

しかし、結果的には統合はならず。。

改めて企業風土の違いというのは世界標準の企業であっても埋められない溝であったのかなと思った。

 

細かいところまで知っているわけではないが、ざっと記事を目にした所によると、

最終的にはサントリーが創業家の権利にこだわったということになるのだろう。

 

世界戦略を打ち出していこうとする日本を代表する企業が、創業家の権利を主張することに少し矛盾を感じることはあるが、

鳥井家、佐治家でなければサントリーではない、、という強い自負もあるのだろう。

公開会社にはない、一貫して意志の通った経営ができるのも事実であるし。

 

今後は両社とも別の成長戦略を立てていくのだろう。その作戦が見ものである。

それぞれの企業風土を生かしていけばよい。(私が言うまでも全くないが)

 

我々田舎の小さな城にも風土というものはある。

善い風土もあれば悪い風土もある。

みすず工業の風土も、どこにも負けない独自のものを築き上げたいものだ。

おそらく私が社長をやっている間中もっともやらなければならない大事な仕事だ。

 

ちなみに創業家の権利は主張するつもりはないが。。。