2010.02.26
二次選考終了
社長、僕みたいな逸材はいましたか?
営業のカナイくんは相変わらず大物である。
いや、君ほどの逸材にはなかなか出合えないよ、と答えておいた。
58人から8人に絞った二次選考、個人面接を行った。
一人に対して1時間、いろいろなことを聞いた。
面接というよりは、その人の歩んできた道を追体験させてもらっているようなもので、
そこには、寺内貫太郎みたいなお父さんがいたり、ポケモンが好きなピュアな青年がいたり、一日12時間勉強という壮絶な浪人生活を送った人がいたり、聞くたびに話に引き込まれてしまっていた。
だが、ここは選考の場。
写真が趣味の誰かが言っていたが、「目には見えない大切なもの」 をみる場である。
目には見えない
その人がもともと兼ね備えた雰囲気、空気感
人に向かった時の押し出しの強さ
芯の強さ、素直さ、あるいは頑固さ
声のトーン
うーん、言葉に表すのは難しいが、要するにその人の素を見たいと思っている。
また、そうしないと言葉の巧みさや喋りのうまさだけが基準になってしまう。
口下手で表現下手な人でも良い人材はたくさんいると思っている。
それでだ、誰を残すか、、、逸材が多すぎて頭を抱えてしまっているところだ。
(寺内貫太郎一家も知らないだろうなあ、、、)