New entry

57歳の小目標 皐月

通知表 2024

敗因 2024

長野マラソン 2024

前日気分 長野マラソン2024

New entry

仕事のこと

ゼロの風景

私の思い

人 ひと

Private

マラソン日記

こだわり

ZEROへの道程

New entry

2010.03.18

北京の蝶

北京で一羽の蝶が羽ばたくと、ニューヨークでハリケーンが生じる。

 

いわゆるバタフライ・エフェクトの理論を熱心に説く人、北川正恭さんの講演会を聴いた。

三重県知事で辣腕をふるいながら2期できっぱりとやめ、その後は早稲田大学大学院の教授をしている、

「マニフェスト政治」推進の親ともいえる人だ。

 

新政権と日本の針路

と題して講演をいただいた。

 

北川さんの講演を聞くのは2回目だが、話の内容が飽きずにしかも訴えかけてくる力というものを感じる。

講演の内容は簡単に言うと

 

  現在は昨日から続く今日ではない時代  日常ではなく非日常の状態が起きようとしている

  54年間政権交代がない体制下では、いかなる組織でも固定観念の塊 こんなもんだの「もんだ族」になってしまう

  だから政権交代はあってしかるべき  日本が変わるチャンスである

  何が変わるのか  それは中央集権国家  国から金を貰って地方にばらまく

              から、地域主権国家へと変わるチャンスである

  ただし、その道は辛く厳しい 自分たちの力で過去を断ち切って行かなければならない

  でも一羽の蝶に共鳴して羽ばたく蝶が増えれば、それはハリケーンとなりうるのだ

 

ということだ。

 

北川さんという方は、とにかく固定概念に縛られない、「こんなもんだ」という決めつけを一切しないでゼロベースから物事を考える人だと思った。

 

昨日とは違う今日がある。

昨日の続きではない今日や明日になる時代。

 

言葉では分かるが、さて何をしていったらよいのだろうか。

まずは決まり切ったことを疑うことから始めてみようか。