2010.03.17
ありがたき哉 友
武者小路実篤の色紙の言葉みたいになってしまったが、そういうことである。
私の高校時代はきわめて特殊な過ごし方をしたと思っている。
何しろ入学する前から野球部(正式には運動部野球班というらしい。文化部書道班とか)
に入部して練習に参加していたので野球一筋。
授業には出ていたものの、休み時間は貴重な休憩の時間ということで顔を伏せて寝ていたし、
昼休みは1年生の時は弁当を5分で食べて(それも班室)グランド整備、2年になって解放されるものの、
やはり班室で昼を過ごすという閉ざされた世界にいた。
そんな生活をしていたものだから、クラスに野球部以外の友人というものがいなかった。
おそらく一回もしゃべったことすらない人も大勢いたはずだ。
だが、卒業20年を記念して行う学年を揚げての同窓会以来、同級生と会う機会ができて、昨年も8月に同級会があったが、
そこで、自分のブログを宣伝したのだろうか、欠かさず読んでくれている人がいて、昨日 「不調」 に対するアドバイスをもらってとてもうれしかった。
頭のいいやつで理系だったのでやはり分析的な適格なアドバイスをもらって、
私の練習ぶりも 「さすがは野球部だなあ」 といってくれたのだが、
「私は昨年の初マラソンで3時間49分」 というのを聞いて、また俄然闘志が湧いてきてしまった。
高校時代の野球部のヒーロー林君は意地を見せなければ。
と言いたいところだが、ここは冷静になって故障は禁物。
昨夜は痛くなったらきっぱりやめようと思って、LSDで20km走るに止めておいた。
でもこれからやれるだけの準備はやって試合には臨むつもりだ。
勝負だ、「KAN」ZK君。
(本当は練習で疲れていることを理由に、クラスに飛び込んで行かなかったのだと自分では分かっていたのだがなあ)