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2010.04.2

新しい人は来るのか

本当に会社に来てくれるのだろうか、、、

 

冗談4分の3で人事の黒岩課長に確認してみるが、黒岩課長も答えようがない。

そんなことは分かっているが、でも4分の1くらいは少し不安であった。

 

時間通りにヒメサチはやってきた。

 

4月1日

新年度が始まるこの日に、また新たな仲間を迎えた。

 

毎年のことながら、新入社員はどのような気持ちで今日の日を迎えるのだろう、、、と思いをめぐらしてみる。

マリッジブルーならぬ就職ブルーになりはしないかと、余計な心配をしてしまうのはそのせいだ。

 

なぜブルーになりはしないかと考えてしまうのかといえば、それは自分が就職するときの心境を思い返しているから。

 

その年の3月31日の日記は読み返してみなくても覚えている。

まるで明日から牢獄に入るごとく自由気ままな生活ができない、、永遠に、、、、牢獄に入るようなものだ、、、

というような、とてつもなく沈鬱な気持ちであった。

後々入社式の写真で自分を見ることがあったが、憮然とした表情で 「いやだ」 と顔に書いてあるのが写真からも読み取れるほどだ。

 

なんて態度の悪い社員だったのだろう、、、。

いまさらながら、恥ずかしいやら、情けないやら、、、、、。

 

そんな態度の悪い、やる気のない社員だった私が、今は社長なのだから、少しは成長したということだろうか。

そしてそういう自分のいい加減な態度を思い出してみると、人間はいつかどこかで変わり始める時が必ず来るものだと確信するのである。

 

自分はどこがターニングポイントだったのか、、、思い当たるふしはいくつかあるが、そういうきっかけがあったとしても、ある日突然に変わったわけでは決してない。

或る日(今日の様に)振り返ってみたら前よりも少し高い所に登ってきたかなというくらいだ。

 

だから一日一日を無駄に過ごしてはいけない。苦労から逃げてはいけないと思うのである。

 

自叙伝みたいな話になってきてしまったが、今日は私の話題ではない。

 

今日から来てくれた新しい仲間の新しい船出に    Afore ye go    である。

 

みすず工業は、彼女のそして未来に入社してくる人たちが 「いい人生」 を過ごせる場になれたならば、本望だ。