2010.04.6
錯覚しないように
4月度の営業会議があった。
12月決算のみすず工業は昨年は大変苦しい一年であったが、なんとか乗り越えることができた。
数字としては最低だったがそれ以外の 「会社の質を上げる」 ことが事業計画において達成できた年であった。
今年になって1月から回復の兆しがみられ、3月度の営業報告を聞くにつけても、いよいよ回復期に入っているのを実感として受け止めた。
が、しかしである。
昨年はあまりにも悪すぎたため、昨年対比で数字をみるととんでもない事になる。
この3カ月は昨年を上回る結果となってきているが、一昨年までとの比較ではまだ低調である。
おそらく2008年度の次が2010年度だとしたら、売上の落ち込みに 「なぜだろう」 と分析と対策に全力を挙げて取り組んでいることだろう。
なので、ここで一休みしているわけにはいかない。
営業には「目標」についての考えかたをはなした。
目標には
●今月の目標 見込み9割+チャレンジ1割
まずはさまざまな状況をインプットして精度の高い目標(見込み)を立てる【売上がいくらになるか】
●今年の目標 見込み7割+チャレンジ3割
普通に達成できる目標(見込み)にプラスして自分が【いくら売り上げるか】
●3年後の目標 理想3割+チャレンジ4割+見込み3割
どういう会社にするために、何をいくら売り上げるか
廃棄物の営業活動は時に1年以上の長期にわたるものもある。
1か月頑張ったからといって業績は伸びないが、その1か月を何となく営業していたのでは進歩がないもの事実。
だから1年間の目標を自分に課してそれを12等分して計画的に営業する。
12等分した計画をさらに週ごとに割り振る。
そして一日一日を無駄に過ごさない。
地味ではあるがこの繰り返ししかないと私は思う。
業績は上がってきたが、良くはない。
錯覚しないように。