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2010.04.8

世界の中心で審判をうける

中華  真ん中の華  世界の中心の国で日本人が死刑になった。

 

端的に言うと、悪いことをしたのだから、その国の法律で裁きを受けるのは至極当然ということになる。

なのだが、その国家が中国ということになると話は別である。

 

なぜなら中国という国には、根底に(あるいはトップに)中華思想というものがあるし、事あるごとにそれを感じずにはいられないからだ。

 

中国は世界で一番の国。世界の中心国家である。

その国家を揺るがすような犯罪や思想は断固として否定するという考え方のように思える。

たとえ日本が何を言おうが、他の国家に比べて死刑の範囲が広かろうが、司法の透明性が悪かろうが、それは世界の中心国家にいわれる筋合いはないとばかりに。。

 

 

先日知人の中国人が久しぶりに会社にやってきた。

彼は日本に長く留学をして日本人とも結婚して家庭も日本にあり、現在はIT企業で中国と日本を行き来するエリートビジネスマンだ。

 

話していてもまるで日本人と変わらない考え方を持っているようだったので、先日の中国国内でのグーグル検索の検閲問題について聞いてみた。

彼の考えは 「国家の安定最優先」 つまり国家のためにグーグルの検閲は必要であるとのこと。

自由主義世界にどっぷりと浸かっていると思っていた彼からすると意外な答えであった。

彼は現在の中国でも不自由を感じることはないとも付け加えていた。

 

彼もまた中国という国家が一番で、その国家の安定が最大限尊重されるべきとこだと思っているようだ。

 

 

その中国にわが業界もビジネスチャンスがたくさんある、というのも複雑な心境だ。(最近その手の話が多くなってきた)

やはり世界の中心を認めるみたいで。。。