2010.07.22
Re BORN
この季節、毎年夢を見る。 そして夢は夢のままに終わる。
自分が果たせなかった甲子園への夢をいまだに追いかけている。
が、今年も負けた。
それも準々決勝、おしいところで勝ちを自らの手で突き放したような形で。
なので余計に悔しさが募る。
しかし、考えてみれば何十年も前から、必ず、どの年も一回負けているのである。
悔しい負けもあれば、納得の負けもあっただろう。でも負けは負け。
負けるたびに選手は二度とグランドに立てなくなり、また次なる選手がその夢を追う。
毎年負けるとこによってチームは再生を繰り返していくのである。
どんなに強くても、弱くても、彼らに与えられた時間は2年と数カ月。
だから高校野球は永遠に色あせることなく我々の心をとらえて離さない。
毎年、選手は変わるが、わが母校のユニフォームを着てへたくそながらも一生懸命プレーする姿を見ていると
そのひたむきさに心を打たれる。
自分の目の黒いうちには一度でいいから甲子園に連れて行ってもらいたいものだ。
今日から生まれ変わる新チームに、、また夢をみたい。