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2010.09.27

理不尽

世の中は理不尽なことだらけだ。

 

だから、野球というスポーツを通して、(あるいは野球部という組織を通して)

理不尽な体験をいっぱいしてくれば、社会に出てからの理不尽なことにも耐えられるのだ。

 

父は常々そんなことを口にしていた。

野球部は理不尽なことが多い。(昔は多かった)

何も悪いことをしていないのにこっぴどく殴られたり、自分より力のない者が試合に出ていたり、、、

なぜだろうと思う事があるたびに、父の言葉を思いかえしていた。

 

父の人生には本当に次から次へ理不尽な事が波のように襲ってきたようだ。

だから父親の言葉には説得力があったし、それを聞かされていたので、社会人になってからも大抵のことは受け入れられるようになっていた。

いまでも身の回りで起きていることは理不尽というよりは必然の出来事として受け止めるようになって来ている。

 

 

しかし、今回ばかりは怒りがおさまらない。

  「わが国国民のへの影響」  とは何か?

日本国国民が正しいと思っていることがねじ曲げられてしまうことに対する影響の方が大きいのではないか。

平成の世にもなって、国家という意識において理不尽なことをそのまま受け入れていいのか。

日本人としての誇りを捨ててしまうようなことをしているから、皆憤りを感じているのではないか。

 

ただし、我々国民も正しいことを通すには犠牲も伴うことを覚悟する必要がある。

正しいことを通したいけれど、今までのように豊かに暮らしたいよね、では虫が良すぎる。

 

だが、経済成長が最優先である以上、国際社会において小さな国日本はこれからも誇りを捨てて

屈服し続けるしかないのではないか、とさえ思う。

 

   お得意様(外需)のいうことは多少理不尽でも聞かないと、取引停止になってしまったのでは

   売上が減ってしまい、われわれのボーナスも少なくなってしまうからなあ、、

 

では、いつまでたってもなめられるばかりである。

 

自分も一経済人として社会の、そして自社の発展を真剣に考えるかたわら

一日本人としてはそんなことを痛烈に感じる。

 

日本人は豊かになりすぎたのかもしれない。