2012.05.28
2012 一次選考その2 遡上
大事に育てて、戻ってきてね と放流したサケの稚魚が立派になって遡上してきてくれたかの様な感慨を覚えた。
2013年入社の採用試験、一次選考の一回目では、「この人」という学生に巡り会うことができなかったので仕切り直して2回目の一次選考を行った。
今回も30名近くの学生のみなさんにわざわざ長野の本社まで来ていただき、グループ面接を行った。
当社の一次面接はまあ、当たり前のこと、志望動機や志望職種などを聞いていくのだが、ひょんなことから
小学生のときにみすず工業に来たことがある
という学生が居た。
ついにこの時がきたか!!!
私は感動した。
そう、その学生さんは 長野県産業廃棄物協会の主催する 産廃夏休み親子体験教室に参加した小学生だったのだ。
履歴書の年齢からすると14年前の教室に参加していることになるから、教室が始まった当初の頃の参加者である。
この教室で行う廃液の化学処理実験や処理施設見学を覚えていてくれて、成長して大人になり
あのみすず工業に入りたい
と思ってくれる子どもが居ることを願って、今まで手を抜くことなく体験教室に取り組んできたと言っても過言ではない。
14年前私は何をしていただろう。。
この14年みすず工業は劇的に変わった。
そしてこれからはもっと劇的に変わる。。。
まず来年はその一歩となるだろう。
これからも親子体験教室に参加して、立派に成長して戻ってきた彼ら彼女らを
胸を張って受け入れることができる会社にしていきたい。