2012.03.26
2012 一次選考
21日から23日の三日間、2013卒の採用一次選考試験を行った。
面接は何度やっても難しい。
難しいが何となく分かる気がする。
と、まことに曖昧な言い方しかできないが、多くの学生を目の前にしていると
なんとなくその個人の持っている チカラ というものが見えてくるのである。
それは決して人間的な優劣ではない。
皆まじめ真剣に就職活動に取り組んでいる姿を痛いほど感じる。
だが、 みすず工業にとって欲しい人材 ということで選考をすると何かが違う。
何か
その何かを言葉で具体的に表せないので 、冒頭の曖昧な言い方になってしまう。
あえてあげるとすれば
1)持って生まれて育まれた性格
その人が生まれた時から現在に至る環境下で決まる性格。これは変えようがない。
2)思考力(考えの深さや広さ)
ものごごろついてから現在に至るなかで、その人が経験してきた事柄を通じて考えてきたこと。
物事に対して深く考えたことがあるか。
これは面接の内容を聞いていれば面接用に考えたことかどうかはすぐに分かる。
そういう発言は考えが浅い。
3)性格と思考力からくる、成熟度
一言で言ってしまえば大人であるかどうか。
これから年を重ねるごとに大人になるではないか、、との見方もあるかもしれないが、年を重ねるだけでは成熟した大人にならないと私は思う。
いつまで経っても大人になりきれない人は世の中山ほど居る。
ということは、学生時代までにその素地は創られるのではないだろうか。
うーん、伝わるだろうか。。。
一次選考で落とさざるを得ない学生にはきちんと分かるように理由を説明できるといいのだが、、、
そのためにも私の中に感じているこの感覚を言語化したい。