2013.10.23
壬戌 火入式
花野部長はいわゆる 地元の名士
将来は中野市を背負って立つ人物である。
なので、「しきたり」だとか「習わし」などを聞くにはもってこいである。
で、花野部長の指図により、我が社のペレット&薪ストーブの火入式を執り行った。
今日は戌の日。
腹帯をすると良い日だということは知っていたが、火を起こすのも良い日取りだという。
之には諸説あるようで、名士花野部長いわく、亥の日だというのだが、戌の日が良い
という人も居る。
調べてみると、一般的には亥の日がよいらしいが、ここ北信地方(長野県北部)
は戌の日にこたつなどを出す風習もあるらしい。
ストーブの四隅に塩を置き、
花野部長が、お乳の替わりに哺乳瓶で飲み始めた「天領誉」で塩を湿らせ
神棚にそなえたお酒を置き
火を入れた。
やはり炎はよい。 なぜかわからないが 良い。
そして、リンゴの木の薪の香りも 良い。
永くて寒い信州の冬も、このペレットストーブが暖めてくれるのだ。
燃料のペレットは、市川商會さん製造の、廃木材利用ペレット、
そして、リンゴの木も、役割を終えて、朽ち果てようとしていた所をもらってきた再利用、
有効に利用させてもらおう。