2013.11.26
トイレブラシ
社長のこだわりシリーズ
今回はトイレ用品。
昨年10月に最高に贅沢なプレハブ事務所に引越してから、色々なモノを物色してきた。
トイレ用品もその一つ。
PIERO LISSONI デザインのトイレブラシ
ステンレスの筒にブラシが収納されているだけのシンプルなデザインだが、
その 四角 とも 丸 とも取れる 「カタチの揺らぎ」 が絶妙である。
(本当は、蓮池槇朗氏デザインの、ニューヨーク近代美術館収蔵品のトイレブラシ
が欲しかったのだが、どこも売り切れだった。)
ついでにソープディスペンサーも
ところがこのトイレブラシ
使い勝手が日本製とちょっと違う。
ブラシ部分がシリコン製のツンツンと固いブラシになっているので
トイレ洗剤をどろっと便器にたらしても掃除する事が出来ない。
それではどういう時に使うかというと、ウンチが便器についている時、
ゴシゴシこするとキレイになる。
イタリアではおそらくそれで良いのであろう。
日本のように、ウンチはもちろん、便器の黒ずみまでキレイにしようとする
衛生観念だとあまり役にたたないのである。
イタリアらしいといえばそれまでだが
考え方ひとつで、プロダクトデザインというものも変わるのだな と勉強になった。