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2014.11.4

ZEROへの道程 ーダービーー

「行ってこい」

「エーイ」(ハイという意味)

走る走る  また走る

 

わずかな期待とほとんどの不安で入部した野球部。

そこは、大人の世界であった。

簡単にいってしまうと、

酒 と タバコ と 女 と 暴力

いままでに縁のなかった世界が一気に目の前に迫ってきた。

 

そしてPL学園、智弁学園、天理、日大三、長崎海星、

高校野球の名門高校が全て集まった様な輝かしい球歴をもつ選手がゴロゴロしている。

場違いな所にきてしまった。。。

 

入学したての4月は、東京六大学春のリーグ戦の始まりでもある。

 

このリーグ戦

負けると大変な事になる。

神宮球場から調布市のグランドまで、電車を乗り継いで戻って練習になる。

そして、電車に乗っているとき以外は走って移動しなければならない。

(時間的には変わらないと思うのだが)

おしゃれな青山の街を、むさ苦しい男どもが走っていく。。。

 

なにしろ、監督である島岡吉郎が勝負にこだわる男であった。

 

試合に負けて、練習でしごかれると、勢い先輩たちの機嫌が悪い。

そうすると練習後に  「集合」 がかかる。

ベンチに座っている上級生(3、4年生)が「集合」と声をかけると

「エーーーーイ!!!」 と1、2年生がダッシュでベンチ前に整列。

 

「お前たちはな、馬なんだ、、、、、、行ってこい」

「エーーーイ!!!」とまずはグランドを全力で一周。

「ハアハア言うな!!」と無理難題を言われてから、日頃の鬱憤をはらすかのような

お説教をいただく。ひとしりき話しが終わると

「行ってこい」

「エーーーイ!!!」

で、上位何名かが抜けて

「行ってこい」「エーーーイ!!!」(説教)上位抜け

「行ってこい」「エーーーイ!!!」(説教)上位抜け、、、、、、、、、、、、、

その日の上級生の気分が納まった所で終了、上級生は引き上げる

で、

今度は2年生が、「集合」と号令をかけて

「エーーーーイ!!!」一年生が整列

説教が始まる。

(説教のなかには愛のムチも含む)

そして2年生の気が済んだところで「集合」は終わりとなる。

 

この走りを、ダービーという。

良く走った下級生時代だった。

いりぐち真